SIKO FEATURED 特集記事
様々なニーズにも合わせられる
シコーには課題を解決できる技術力、人材が揃っている

お客様はどういった課題を抱えていらっしゃることが多いのでしょうか?
炭野:充填した時に袋から漏れると充填現場が汚れてしまうということは課題としてお持ちなことが多いですね。あとは輸送途上でトラックなどに袋を積んだ時に中身が漏れてしまうケースですね。袋から漏れてしまうと、一緒に積んでいるほかの受け先の荷物まで汚れてしまう。
輸送に関しての粉漏れは、2024年問題(※2)のタイミングでトラックドライバー不足が懸念される中で、一回の輸送で様々な荷物を混載するケースが増えています。その際、もし有害物質が漏れると健康被害に繋がりますし、食品の場合は外のものが中に入る異物混入のリスクにもなり得ます。

「漏れない」以外にもどういった点を強みとして営業されているのでしょうか?
炭野:安定供給できることは強みだと思います。コロナで多くのお客様が大変な思いをされてきた中で、安定的に供給できる必要性に関しては非常に耳にする印象です。その他に原料を海外から輸入しているお客様がいるとしたら、海外の情勢で滞ってしまうというのは実際にある話なんです。そうなった時に、他の資材、紙袋含めた副資材もそうなんですけど、不安定になってしまうのは、非常に困ってしまうと思います。
なぜシコーは安定供給が可能なのでしょうか?
炭野:各工場含めても人員の確保ができている点は大きいと思います。シコーの工場は全国に8ヶ所あります。東西で分けた時でも東と西で同じものが作れます。福島の工場と広島の工場で、ほぼ同じものが作れます。シコーの社風として人を大事にするということがあります。それは僕たちもそうですが、工場の方々、新卒で入った社員にも言えます。そういった背景もあり、シコーにはいい人材が多くいるため安定供給を可能にしているのではないでしょうか。

シコーはどんな会社ですか?
炭野:はい、いい会社ですよ。あえて営業という立場の中で申し上げたとしてもシコーはいい会社だと思います。やはり商品力が強く、技術力が高いのはとても魅力だと思います。シコーにしかできない袋があるので営業的に提案しやすいですね。まず技術力、そして商品力など提案できるものが多いので、様々なお客様のニーズに合わせることができます。シコーには解決するための機能が備わっているものがあると思います。
みなさん、袋が好きですね(笑)。
炭野:ですね。僕も袋が好きですよ(笑)。
個人的には福島の工場の人たちはすごい。袋好きはもちろん、仕事にもプライドを持ってますね。たとえば、他社さんの袋をサンプルとして頂くこともあるんですが、それを福島の工場に送ると次の日にはその袋を分析してくれるんですよ。ここはこうなって、こういう作り方してる、俺たちはこうだけど、ここはこういうふうに違うから、こういう特徴があるみたいな。ある種、変態なんですよね。もちろんいい意味で、です(笑)。
でも営業としては、そういった人たちがいるのはとてもありがたいです。
そうやって袋に情熱やプライドをもってくれていると分かっているので、お客様に自信を持ってお伝えできますしね。
例えば袋を机に置くと、みんなが集まってくるんです(笑)。そこで、袋談義が始まります。この袋はこうだとか、ここはこういう仕組みになってるとか。僕はそれが結構好きなんですよ。みんなで袋について話すって楽しいですよね。
今後チャレンジしていきたいことなどはありますか?
炭野:袋は基本的には内容物と充填機があってこそです。ですので、袋と充填機はお互いに必要なものなのです。例えば、こういう充填機を使いたいけども、それに合う袋がないっていう状態もあり、我々にその充填機に合う袋を作って欲しいというご要望もいただくこともあります。
一方で、袋でお客様の望む要望を満たすことは出来ても、その袋が使える充填機(特に海外製のもの)は価格が高いことが多く、資本がないと導入もできないと思います。ですので国内において充填機の市場は新しいものがどんどん増えているというわけではなく、従来のタイプのものが今もメインとなっています。
将来的には我々が袋だけでなく充填機も、トータルで取り扱うことができれば、もっと多様な解決策を提案できるのではないかと考えています。充填機に限らず、袋に関わる周辺機器も含めてトータルコーディネートすることで、お客様の課題解決のお手伝いをもっとしていきたいですね。
最後にお伺いします。炭野さんにとって「漏れない」とは?
炭野:難しいですね(笑)。
でも、「漏れない」ということは充填する現場は綺麗になりますし、出荷した先でも「漏れない」ことは非常に大事です。我々も結果的にお客様に喜んでもらえるのはとても嬉しい。そういうことを考えると、「漏れない」は現場、お客様、我々と三方良しということですかね。

※22024年問題
2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示(※)が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」可能性が懸念されており、このことを「物流の2024年問題」と言われている。