SIKO FEATURED

プラスチックダンボール

包装技術紹介

ポリプロピレン(PP)を原料とした樹脂製の構造板で、ダンボールのように板の中間が空洞になっています。PPの特性を活かして耐水性、耐薬品性、ヒンジ特性(破断するまでの折り曲げの耐久性)に優れています。

構造上の特性としては中空構造であるため軽量で裁断しやすく、箱や仕切などの加工適性のある素材です。衝撃に強いため、建材用途(主に養生用)にも多く使用されています。反面、紙製の包装資材と比較するとコストが上がってしまうことがデメリットとして挙げられますが、この弱点を補うために全体の用途の7割は通い箱として使用されています。

また、導電性能などの機能を付加したグレードもあり、様々な分野に採用されています。