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水に溶ける袋って本当!?水溶性フィルムを実際に水で溶かしてみました

包む実験室
水に溶ける袋って本当!?水溶性フィルムを実際に水で溶かしてみました

水溶性フィルムはポリビニルアルコール(PVOH)を原料としています。合成樹脂の一種で、親水性が非常に強く、温水、冷水に可溶という特徴を持っています。この水に溶ける性質を活かして、主にジャンボ剤(水田用投げ込み剤)やジェルボール(水溶性フィルムにジェル状洗剤が密封)に使用されています。
水溶性フィルムで包装した薬品を液体やセメントへ投入することで、危険な液体に直接手を触れることなく溶解を安易にします。また環境に優しく、作業性の簡便性が図れることから更なる用途開発が見込めます。
今回はシコーで印刷した水溶性フィルムを使って実際に袋が水で溶けるのか試してみることにしました。

実験内容

実際に水に入れかき混ぜて水溶性フィルムが溶けるかどうかをチェック!

準備するものは水溶性フィルムと、水、混ぜ棒(割り箸)。水にフィルムを入れてかき混ぜていきます。
検証実験はこちら!こだわりの動画を撮影したので是非御覧ください!

実験結果

袋は溶けたか→○
(インクは成分により溶け具合が変わります。使用したのは食品添加物系のインクなので無害です。)

溶ける前
溶けた後

結果・考察

「本当に袋は溶けるのだろうか?」という疑問から始まった実験でした。
本当に少し混ぜただけですぐ溶けて驚きました。
安全性にも考慮されており、これから様々な用途で活躍する画期的な袋だと思います。

メリット

  • 袋の中身に直接触れる事はないので安全が確保される。
  • 作業の効率化が見込まれる

デメリット

  • 湿気に弱いので完全防湿での保管になる。
  • 強度が弱い。

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