SIKO FEATURED

2023年 特集記事アクセスランキング

包装業界レポート

2023年は福島新工場竣工に始まり、王子製袋株式会社様との「大型片底ばり袋」における業務提携など本当に変化の多い1年間でした。社員も今までにない体験で非常に充実した1年となりました。
またお客様からは「物流問題」解決のお問い合わせが多く、「2024年物流問題」の対応に追われた1年であったとも言えます。

このような1年間でございましたが、弊社ソリューションサイトへは多く皆様に閲覧頂きこの場をお借りし厚く御礼申し上げます。今回は皆様が閲覧しました記事を「ランキング形式」で改めてお知らせし、注目記事を皆様と共有させて頂きたいと思います。

今後とも皆様へお役に立てる記事を配信できるよう努めて参ります。では、ランキングへどうぞ!

ランキングの結果は…

第1位 「ホワイト物流」をご検討のみなさんへ朗報です!

ランキング第1位は「ホワイト物流化への改善提案記事」となりました。これはトラックドライバーさんの荷役作業を軽減させる目的で、個包装荷物の手積み手下ろし作業を廃止し「パレット積」での荷役作業に変更するご提案となります。

ここで重要な事は“個包装を効率よくパレットに配積みする”事で、このためには現状の個包装サイズの見直しが必要となる場合があります。パレットに隙間なく、またはみ出す事なく配積みするためには現状の容量を維持しつつ形状を変化させなければなりません。この『変化』の手法には、

  • ・ヒダ無し袋からヒダ付き袋に変更
  • ミシン袋から片底袋に変更

など様々な手法がありますが、弊社では既存容器の機能を維持しつつ配積みに適切したサイズのご提案ができます。

これは弊社の特色である「生産品目が多い」という事が大きな強みとなっており、皆様の問題を必ず解決できると自負しています。「2024年物流問題」に対してお困りがございましたら是非ともご一報下さい!

第2位 アレンジバッグ

弊社の主力製品である「アレンジバッグ」へのアクセスが第2位となりました。「アレンジバッグ」は弊社での呼称で、一般的な名称は「大型片底ばり袋」となります。昨年の10月に王子製袋株式会社と業務提携を締結した商品です。

アレンジバッグの主な特徴は、

  • ・段ボール箱160サイズの大きさに対応が可能→段ボール箱より安価
  • ・同サイズの段ボール箱と比較し紙袋重量は1/5に削減
  • ・同サイズの段ボール箱と比較し紙袋の保管スペースは1/10に削減
  • ・使用後の廃棄物量は段ボール箱の1/10に削減

となります。

昨年は様々な商品が値上げとなり弊社「アレンジバッグ」も価格修正をさせて頂きましたが同様に段ボールも値上げしており、このタイミングで“包装資材の見直し”を検討されるお客様のお問い合わせが多かったと感じました。アレンジバッグは紙袋であるため耐圧強度はありませんが、内容物に応じてご提案をさせて頂きます。

昨今の「物流問題」解消と「SDGs」推進のアイテムとして「アレンジバッグ」を推奨致します!

第3位 水に溶ける袋って本当!?水溶性フィルムを実際に水で溶かしてみました

記事は2022年2月に掲載したものですが毎月一定数の問い合わせがあります。「水に溶ける袋」の多くは農業用の“ジャンボ剤”とし利用されており、古くから弊社で生産をしております。最近までは医療用の“ランドリーバッグ”としても利用され、コロナ禍では非常に活躍した商品でした。

弊社でも使用用途を検討しており、新たな内容物にチャレンジをしております。あわせてマイクロプラスチック問題の解決策としても利用できないかも模索しております。「水に溶ける袋」のため取り扱いは難しい面もありますが、非常に特徴のある袋です。

また従来ご紹介した商品は『フィルム素材』ですが、現在これとは別に『紙素材』の「水に溶ける袋」を開発しております。商品化の目処がつきましたら改めてご案内を致しますので今しばらくお待ち下さい。

今年も問題解決のご提案と商品開発を進めてまいります!