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集積包装でもアレンジバッグは多様な内容物に対応可能です!

省コスト 荷崩れ防止 輸送コスト削減
多様なアイテムに対応できる精米用外装袋がほしい

米業界に袋でイノベーション!シコーの精米用外装袋が実現したのはワンサイズで全てのアイテムに対応できる柔軟性。

株式会社ミエライス様

地元三重県をはじめ、富山県・新潟県・秋田県・青森県・北海道など全国の優良産地からおいしいお米を厳選してお届けしている株式会社ミエライス(三重県津市)。レストランやチェーン店様との取引から、一般のお客様の食卓まで。日々、おいしくて安全なお米を提供しています。お米を配送する際に袋が破れたり、袋の中の個包装したものが破裂したり。長年の課題を解決しようと自社で取り組む中、シコーに相談していただき「精米用外装袋」を新たに設計しご提案させていただきました。導入後、課題解決はもちろん、現場での作業効率アップへとつながったそうです。今回、シコーの製品導入に至った経緯、そして導入メリットなどをミエライス様のご担当者様から伺いました。

株式会社ミエライス
※左から順にご紹介
[取締役 営業部長]藤野 文宏様
[業務部]小谷 真也様

現在の問題点

袋が破損してしまう

シコーの「精米用外装袋」を導入する前、どのような課題がありましたか?

藤野様:シコーさんの「精米用外装袋」を導入する前は、一般的な紐付きの袋を使っていました。玄米用30kgの袋に、ミエライスが扱うアイテムを入れていたのですが大きな問題点がありました。それは袋が破れることと、個包装しているものが破裂してしまうということです。袋いっぱいぎゅうぎゅうに詰めるので配達の際に「どん」と置かれた時や何か力が加わった時、個包装したもの同士が重なって、その部分が歪んでしまい破裂の原因になっています。袋に詰める際、人によっては入れ方がバラバラなので、自分たちで寸法を測って隙間なく入れ方を決めれば圧力がかかっても破裂しないということが分かりました。そこで、5,6年前から玄米用30kgの袋を取り扱わせていただいていたシコーの営業の方が、たまたま弊社に来られていたので相談させていただいたのがきっかけです。

改善ポイント

POINT 1:ご要望をかなえる袋をシコーが新たに開発

POINT 2:複数サイズのアイテムに対応できる仕様に

実際にシコーの「精米用外装袋」の相談から実施までどのような流れでしたか?

藤野様:シコーさんから「既製の袋では難しそうなので、新たに作りましょう」とご提案をいただきました。それが2018年3月くらいの話です。袋が破れないようにというのはもちろん、もう1つ実現させたいことがありました。それは1つの袋で多種多様なアイテムを扱えるようにすることです。実際にレストランなどで業務用として使う場合、釜に合わせたお米を納品して欲しいという要望が増えてきて、2kgや5kgが主流だったお米業界でも、1.4kg(一升)や2.8kgの扱いも増えてきました。無洗米で個包装しているものをそのまま釜に入れてスイッチを押せば炊飯できるといった作業効率を考えて、そのようなニーズが多くあります。例えば1.4kgの場合、個包装では20個、これが破れないように隙間なく入れることができる30kgの袋を求めていました。シコーさんからは袋を新たに設計していただいたのですが、いや本当に正直驚きました。

驚かれたというのはどの部分ですか?

藤野様:サンプルの段階で、希望通りの袋ができあがってきたことです。ワンサイズの袋だけでミエライスのさまざまなアイテムに対して「入れ目」を変えることで対応できる仕様になっていました。10kgがきっちり3個入り、1.4kgだったら20個詰める場合どうなるかなどを試してみて「入れ目」の調整や個包装の袋の入れ方を工夫し、「精米用外装袋」の高さを調整して5月には現場で導入しました。

シコーの「精米用外装袋」へ入れる方法も試行錯誤を繰り返し、かなり工夫を重ねたそうですね。

藤野様:どのようにすれば隙間なく入れることができるかということはもちろん、「精米用外装袋」の口のたたみ方もそれぞれ変えています。微妙にかさが変わるので、真ん中から折る方法と端から折る方法などたたみ方にも工夫があります。全て同じたたみ方だと、袋の口が開くんです。

POINT 3:現場作業の効率もアップ

シコーの袋を導入したメリットはありますか?

藤野様:ミエライスが感じていた課題や実現したことはもちろん、やはり現場におけるメリットが大きかったと思います。

小谷さん:きっちり袋に入れることができ、見た目がきれいになりました。また梱包した状態が直方体なのでパレットにきれいに積むことができ荷崩れもありません。きれいに積んでいるので在庫数の確認もしやすくなったり、あとは袋の口も広いので袋に入れる作業がとても楽になったり。想像以上のメリットを感じています。

藤野様:あと取引先やエンドユーザーに対してですが、袋の口が広いので取り出しやすくなったり、在庫も私たちがパレットに積む際と同様、荷崩れすることなくきれいに置くことができます。袋のサイズ感もコンパクトになっているので、ミエライスの商品を取り扱っていただける方々にもメリットがあるのでは?と感じています。

シコーの「精米用外装袋」に、さらに改良したいことってありますか?

藤野様:もう少し袋の高さを出せればと考えています。そうするともう1アイテム対応可能になるので。あとは袋に水濡れの強度を高めたいです。そのようなことにも対応できる素材の袋になればいいなと思います。あと、今回の精米用外装袋の時のように要望にしっかり応えてくれる会社は付き合っていてもとても気持ち良いですね!ぜひ、いろいろと考えている新たなチャレンジにも一緒に取り組んで欲しいです。

(収録日:2018年9月)

株式会社ミエライス様 会社案内

もっと豊かに、健やかに。やっぱりおいしいミエライス。

株式会社ミエライス様は昭和35年に設立した米穀の流通に携わっています。地元三重県をはじめ、全国各地の優良産地を厳選し、自社工場で精米、パッケージングした商品の卸業務と直販業務を行なっています。お米を精米工場からご自宅まで届ける「宅米サービス」や海外展開など、今の時代に合った事業を行なっていて、ますます目が離せない企業です。

詳しくは株式会社ミエライス様のWebサイトをご確認ください。

株式会社ミエライスホームページ

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