SOLUTIONS 課題解決事例

包材に紙袋を採用されるお客様では、ご使用状況によってコンタミ防止は重要課題の一つ。
反面、そのことが原因でコストをかけてしまっている場合があります。
今回は弊社の営業がお客様の「仕方ない」にチャレンジし、提案した事例です。
現在の問題点
従来の袋だと充填前に組み立てる手間がかかるが、コンタミ防止の点からあきらめるしかない
粉状の工業薬品を入れる紙袋を納入しておりました。PEの内袋を単独で封緘したいため、PE袋を差した紙袋(ミシン袋)です。
コンタミ防止を意識して、お客様のご指示は紙袋より100㎜ほど長いPE内袋を「くの字」に折り畳んで紙袋に収納するというものでした。
このため、紙袋の中に畳んでいるPE袋を引き出して紙袋にひっかけるように外側へ折り返してから内容物を充填する必要がありました。

PE袋を中で「くの字」に折り畳んで収納していた

使いやすいがPE袋内側が外部と接触してしまう
袋を少し組み立てる必要があって不便なものの、事前にPE袋を折り返して差してしまうと、外にPEの内側が出てしまい、異物を引き寄せてしまう恐れがありました。
改善ポイント
POINT 1:使いやすい袋を、クリーンな環境で手加工して納品
POINT 2:作業効率アップ!コストダウンが実現
クリーンな作業場内でPE袋を折り返し、その場で梱包することを提案。袋を組み立てる手間がなくなり、作業者を2名から1名に変更することができ、コストダウンにつながりました。
